フューチャーショップの評判は|機能や料金・おすすめの人を解説

category :  EC売上UP

update :  2023/03/17(金)

staff :  nakahara

自社ECサイトを制作する方法として人気を集めている「SaaS型ECプラットフォーム」ですが、フューチャーショップ(futureshop)を利用する店舗の約15%が年商1億円を突破しています。なぜフューチャーショップを利用すると好業績を上げ続けることができるのでしょうか。フューチャーショップの特徴やメリット・デメリット、実際に使っている人の評判などをまとめました。すでに実店舗を持っていて自社ECサイトを構築したい方などはぜひ参考にしてください。

フューチャーショップ(futureshop)とは   

フューチャーショップは、SaaS型ECサイト構築プラットフォームを提供するECカートシステムです。futureshop「数字でよみ解く2021年のEコマース」によると、2,900店を超える店舗が稼働しており、全店舗の流通総額は1,827億円(前年比117.87%)で、1店舗平均約64万円となっています。

導入店舗の約30%がアパレル・ファッション関連で、日用品や雑貨・インテリア関連の店舗も増えています。ブランドの世界観を大切にしていることもあり、104以上もの自社ブランドがフューチャーショップ上に存在しています。年間受注件数は1,589万件で、およそ2秒に1件が注文している計算になります。

参照:futureshop「数字でよみ解く2021年のEコマース」

フューチャーショップの基本機能     

フューチャーショップの機能は以下のように分類されています。

フューチャーショップの機能の分類

  • 店舗構築
  • 店舗運用・管理
  • 優良顧客化
  • 集客プロモーション
  • O2O・オムニチャネル
  • 外部連携

 フューチャーショップを使うと、パッケージソフトを使って作るより、安価で自社ECサイトを作ることができます。自由にデザインできる店舗構築機能をはじめ、運用・管理機能や集客プロモーション、外部連携などの機能も充実しています。それぞれの機能をみていきます。

店舗構築

フューチャーショップは、独自のコマースクリエイター機能を搭載していることから、店舗構築を自由にデザインできます。商品ごとの特徴に合わせたデザインページを作ることができ、システムから出力する際の文言やショッピングカート以降の決済手続きもカスタマイズすることが可能です。

店舗運用・管理

商品管理や受注管理、予約販売、割引設定、まとめ買いセールができるバンドル販売機能など、自社ECサイトの運用および管理に必要な機能が搭載されています。さらに、アクセス解析やレポート分析の機能もあります。

例えば、アクセス解析機能とまとめ買いセールができる販売機能を使って、買い物の行動パターンを分析した上で、商品を組み合わせてまとめ買いセールを実施することも、フューチャーショップなら簡単に行えます。

優良顧客化

メールマガジン機能やポイント付与機能、レビュー機能、会員ステージ機能を使うと、新規顧客を効率的に優良顧客にすることができます。メールマガジン機能を使うと、条件別に対象となる顧客を絞り込んで配信でき、アップセルやクロスセルを効果的に行えるのも魅力です。

集客プロモーション

クーポン発行機能やブログから集客するためのCMSサーバー(VPS)オプションといった、集客プロモーション機能が充実しているのも特徴です。商品をカートに入れたにもかかわらず、サイトから離脱した人に対して、画像付きでリマインドする「futureCartRecovery」サービスも利用することができます。

O2O・オムニチャネル

フューチャーショップは、自社ECサイトをオムニチャネル化するための機能を数多く搭載しています。オムニチャネルとは、多様なメディアを活用して企業と顧客の接点(タッチポイント)を作り、実店舗とECサイトを連携させることで多様化する顧客のニーズに対応するマーケティング手法です。

実店舗在庫表示機能を使うと、欲しい商品が近くの実店舗にあるかどうかをネットで確認することができ、自社ECサイトから実店舗へ顧客を誘導することができます。また、自社ECサイトで購入した商品を実店舗で受け取ることができる機能もあります。

会員登録の際、「よく行くお店」を登録すると、それぞれの商品ページで行きつけのお店に在庫があるかを表示することも可能です。

外部連携

自社ECサイトをカスタマイズすることなく、外部サービスと連携できる機能もそろっているため、サイト運営に注力することができます。

例えば、ZOZOTOWNに出店しているファッションブランドは、自社ECサイトとZOZOTOWNを連携することで、在庫の一元管理ができるようになります。

自社ECサイトの会員IDとLINEアカウントを連携すると、会員情報をもとにLINEで個別メッセージを送ることもできます。連携済み会員には、注文や予約の確認、発送通知などのメッセージをメールと同時にLINEにも自動送信します。

 

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フューチャーショップを利用するメリット

さまざまな機能が搭載されたフューチャーショップですが、利用することで顧客満足度を高めることが可能です。細部にまでこだわったカスタマイズができ、ページ編集も簡単に行えます。幅広い決済方法を採用し、実店舗と自社ECサイトを連携することで、より便利に買い物ができるのも魅力です。

デザインを細かくカスタマイズできる

コマースクリエイター機能を使うと、細部までこだわったデザインを行えるのがメリットです。要素ごとを「パーツ」単位に分割し、システムが提供するパーツと、オリジナルパーツを組み合わせることができるため、Web制作初心者でも簡単にカスタマイズできます。

フューチャーショップはデザインの自由度が高いため、ブランドイメージを重視するファッション・アパレル企業、コスメや雑貨、インテリア系の会社から支持されています。

知識がなくても簡単にページを編集できる

HTML、CSSなどの知識がなくても、直感的に文字や画像を変更することができるので、簡単に自社ECサイトのページを編集できます。すぐに開店できるように、サンプルパーツが配置されたシンプルなデザインの「スタートアップテーマ」も用意されており、スタートアップテーマに新しいパーツを追加するのも簡単です。

自社に専門的知識を持った人がいなくても、自社ECサイトを簡単に作れて、ページを編集できるのは大きなメリットといえるでしょう。

顧客の決済方法を幅広く用意できる

顧客の決済方法を幅広く用意できるのも魅力です。決済オプション「SBPS」に申し込むことで、クレジットカード決済を利用できます。

5大国際ブランド(Visa, MasterCard, JCB, AMERICAN EXPRESS, Diners Club International)に対応しているほか、NP後払い、d払い、PayPay、キャリア決済、Webコンビニ決済など、幅広い決済方法がそろっています。また、日本人におなじみのポイント制にも対応しているのも、ポイントを使って支払いできます。

ECサイトは多くの決済方法を採用していないと、顧客離れにつながる傾向があるため、幅広い決済方法が用意されているのは嬉しい限りです。

機能追加やバージョンアップの頻度が高い

フューチャーショップは進化しているプラットフォームなので、機能追加やバージョンアップの頻度が高いのが特長です。常に最新の機能を追加して、より使いやすく、より効率的になっています。

パッケージソフトでECサイトを構築すると、アップデートやセキュリティは自社で行う必要があるのですが、SaaS型ECサイト構築プラットフォームでは、システム側が全て行ってくれるため、自社ECサイトの運営に注力できます。

バージョンアップの頻度が高いのは、セキュリティやサービス向上を図るのが目的です。より安全・安心にサービスを使ってもらえるための配慮だといえるでしょう。

サポート体制が整っている

サポート体制が整っているのが、フューチャーショップの最大のメリットといえるかもしれません。フューチャーショップには、マニュアル、チャットポットだけでなく、利用者の疑問に直接答える電話窓口を設けています。電話応対率は90%以上で、分からないことがあるとすぐに電話をして聞くことができます。

電話窓口では、システムや機能についての問い合わせだけではなく、EC運営のアドバイスもしてもらえます。例えば「新規顧客を開拓するための方法を教えて欲しい」といった質問に対しても、経験豊富なECアドバイザーが丁寧に応えてくれます。気軽に電話相談できるのは、フューチャーショップならではです。

フューチャーショップにデメリットはあるか

フューチャーショップには数多くのメリットがあり、売上を伸ばしている店舗も多いのですが、メリットに比べると、デメリットは少ないのが特徴です。デメリットとして挙げられるのは以下の通りです。

  • 初期費用や基本料金が高い
  • オプションを追加するとさらにコストがかかる
  • 機能追加や更新のたびに覚え直す必要がある

 

futureshop(Standardプラン)

MakeShop(プレミアムプラン)

商品登録可能数

10,000商品まで

10,000商品まで

初期費用

52,000円

10,000円

月契約

52,000円

10,000円

※すべて税抜き

参照

futureshop「Standardプラン」

MakeShop「料金プラン」

フューチャーショップは他サービスと比べると、デザインの自由度が高く、サービスが充実している反面、料金は割高です。登録商品可能数により利用料金が変わり、10,000商品までのプランだと、初期費用52,000円に加えて、基本料金が52,000円必要となります。

さらに、オプションを追加するとコストがかかり、いろいろ追加すると高額になってしまうこともあります。機能追加やバージョンアップが頻繁に行われるため、その都度覚え直す必要があり、煩わしさを感じる人もいます。

 

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フューチャーショップの料金プランは2種類

フューチャーショップの料金プランは「Standardプラン」と「Goldプラン」の2種類に分かれています。Standardプランは費用を抑えて自社ECサイトを構築したい会社向けで、Goldプランは便利なオプション機能を基本搭載したプランで、費用を気にせず便利な機能を使いたい会社向けとなっています。

Standardプラン

Standardプランは、費用を抑えながら自社ECサイトを本格運用できるプランです。50商品から〜10,000商品まで登録でき、登録可能商品数に応じて初期費用や基本料金が異なります。ポイント機能やクーポン発行機能、入荷メールお知らせ機能などはオプションで、別料金が発生します。

登録可能商品数の上限

初期費用

基本料金

月契約

半年契約

年間契約

50商品まで

22,000円

22,000円

132,000円

249,000円

500商品まで

22,000円

26,000円

156,000円

293,000円

2,500商品まで

27,000円

31,000円

186,000円

348,000円

5,000商品まで

27,000円

37,000円

222,000円

414,000円

10,000商品まで

52,000円

52,000円

312,000円

579,000円

※すべて税抜き

参照:futureshop「Standardプラン」

Goldプラン

Goldプランはオールインワンプランで、よく利用するオプション機能があらかじめ含まれています。10,000商品以上30,000点まで登録でき、商品数が多く、本格的な自社ECサイトを構築したい人はGoldプランがおすすめです。

登録可能商品数の上限

30,000商品まで

初期費用

52,000円

基本料金

月契約

81,000円

半年契約

486,000円

年間契約

907,000円

※すべて税抜き

参照:futureshop「Goldプラン」

 

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フューチャーショップを実際に使った人の評判

フューチャーショップを実際に使っている人の口コミを紹介します。料金面以外ではメリットが多いフューチャーショップですが、導入する前には、まず口コミの評判を確認しておくことをおすすめします。

実際に使った人からは、肯定的な口コミだけでなく、機能に関する改善点を指摘している人もいました。

肯定的な口コミ

こんな事をしたい、と言った時の、予算は?どこまでやる?チームにする?などの相談対応力。
ここら辺抜群です。
恐らくお客さんが好きで、商売を一緒にしていく事が好きで、人間力が高いから色々な事をご提案頂いたり、気にかけたいただけるのだと思います。
引用:ITreview「futureshopの評判を全100件のユーザーレビュー・口コミで紹介」

カートの変更を検討していた際、的確にサポートしていただきました。
要件定義を伝えるとプランや機能、オプションをしっかり提案していただけたこともあり、
スムーズに切り替えることが出来ました。
また、知識面でも優れた方が多く、不明点は都度相談させていただいております。
引用:ITreview「futureshopの評判を全100件のユーザーレビュー・口コミで紹介」

コマースクリエーターは、ページの更新がやりやすいので助かります。
また、ページの製作を外部委託した後の更新も必要なところだけ修正できるので、便利です。
サポートも親身になってこちらの疑問や要望に応え、解決に寄り添って下さります。
引用:ITreview「futureshopの評判を全100件のユーザーレビュー・口コミで紹介」

否定的な口コミ

やはりクリエイターツールとしての側面が強く出ているため、制作知識の少ない方でも導入ハードルを下げるようなプロダクト転換は必要になるのかと思います。
引用:ITreview「futureshopの評判を全100件のユーザーレビュー・口コミで紹介」

最近reportsという簡易的に受注状況などの売上分析のレポートを見れるようになりましたが、まだまだ情報量が必要最低限な気がする。YoYやMoMで簡易的に比較できたり、CSVでダウンロードできるのはありがたいのですが
ビジュアル面でも視覚的にもわかりやすく表示していただけるとなお良いかと思っています
引用:ITreview「futureshopの評判を全100件のユーザーレビュー・口コミで紹介」

欲しい機能・分かりづらい点
・商品ページなどに出力されているシステムパーツを柔軟にカスタマイズできるようになればと思います。
・置換文字をもう少し豊富にしていただけると助かります。
その理由
・ページに独自性を出したいのですが、制限されてしまいます。
・出力したい情報だけをサイト内に掲載することができないのがネックです。
引用:ITreview「futureshopの評判を全100件のユーザーレビュー・口コミで紹介」

「サポートスタッフの質が高い」「丁寧に対応してもらえた」「電話で質問できるカートシステムはフューチャーショップだけ」など、サポート体制に関する良い口コミが多くみられました。高評価の人ほど、機能面での要望や改善してほしい点を詳細に書いていました。「売上分析レポートの情報量をもっと増やしてほしい」「他社ASPカートに比べ受注管理などの管理画面が使いにくい」といった声もありました。

評判からわかるおすすめの人

紹介してきたメリット・デメリット、口コミの評判を踏まえて、フューチャーショップは以下のような人におすすめです。

  • ブランドの世界観を自社ECサイトでも表現したい人
  • 分からないことは電話ですぐ聞きたい人
  • 実店舗があり、自社ECサイトと連携して売上を伸ばしたい人

自由にデザインできる機能が搭載され、知識がなくても編集が簡単にできるとあって、自社ブランドの世界観をECサイトでも表現したい人におすすめです。サポート体制が充実しているため、分からないことがあれば、電話ですぐ聞きたい人にもピッタリです。実店舗があり、自社ECサイトと連携して売上を伸ばしたい人は実績のあるフューチャーショップが向いています。

 

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※当社2022年11月実績

まとめ

フューチャーショップは、SaaS型ECサイト構築プラットフォームを提供するECカートシステムです。自由にデザインをカスタマイズできる独自の機能に定評があり、ファッション・アパレルなど、実店舗を持っている会社が多く利用しています。ただ、導入する際の料金が他のシステムと比べると割高のため、始めるときのハードルが高いと感じるかもしれません。実際に寄せられている口コミも好意的なものが多く見受けられました。改善を求める声もあるので、両方の意見を確認し、総合的に判断した上で導入することをおすすめします。

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