ECサイト9つの集客方法を解説|無料の集客方法もご紹介!

category :  EC売上UP

update :  2022/06/30(木)

staff :  石澤ちゃん

自社EC サイトが完成しても、サイトへのアクセスがなければ売上は伸びません。自社ECサイトを運営していくには、自社での集客対策が必要です。そこで今回は、有料と無料の集客方法を9つ紹介していきます。自社のフェーズに合った集客方法を上手く取り入れるきっかけになりますと幸いです。

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ECサイト9つの集客方法

ECサイトの集客方法には主に以下2つがあります。

  • 無料だが効果がでるまで時間がかかる集客方法
  • 有料だが即効性が強い集客方法

それぞれ、集客対策としてメリットデメリットがあるため、基本的にはこの2つの集客方法を組み合わせて集客対策をすると効果的です。それぞれ詳しく説明していきます。

ECサイトの集客方法|無料

無料でできるECサイトの集客方法は以下です。 効果がでるまでに時間がかかりますが、効果がでたら中長期的に集客が見込める集客方法です。

SEO対策 SNS対策
無料 検索エンジンで特定のキーワードで検索された時に自社サイトが
検索結果の上位に表示されるように対策を行うこと
SNS運営を行い、SNS上にいるユーザーをECサイトへ流入させる対策

SEO対策

SEO 対策は、EC サイト運営における最も基本的な集客対策です。Google などの検索エンジンで特定のキーワードを調べた際、検索結果の表示順はこの「SEO」のアルゴリズムによって決定します。検索結果はより上位に表示されるほうがアクセスされやすいので、EC サイトのSEO 対策は必ず行うべき施策です。

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EC事業者の支援を専門にしている弊社が、2,000社※以上の支援実績をもとにしたEC集客アドバイスを無料でさせていただきます。 些細な事でもお気軽にお問い合わせください。

サイトの内容は、以下の観点から評価されます。

  • ユーザーの検索ワードとの関連度
  • 専門性の高さ
  • 情報のオリジナル性
  • 信ぴょう性の高さ
  • 情報量
  • 情報の最新性
  • サイトのボリューム

サイトの構成は、以下の観点から評価されます。

  • スマホに対応しているか
  • サイト内のナビゲーションが適切な構成になっているか

などの評価項目があります。ユーザーにとって使いやすいウェブサイトをつくり、常に独自性のある正しい情報を高い頻度で更新していくことが大切です。主な対策方法は3つ挙げられます。

内部対策 外部対策 コンテンツ対策
サイト内部に対して行う施策。クローラーの巡回やインデックスが適切に行われるように対策をする。 他サイトから見て良いウェブサイトであるという評価を受け、検索エンジンの評価をあげる対策。 ユーザーのニーズを解決するコンテンツを継続的に作成・発信を行い、検索エンジンから集客の増加を目指す対策。

各対策の具体的な方法は以下の記事で詳しく解説しているので、是非チェックしてください。

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ECサイトのSEO対策とは?|SEOに強いECサイトを作る方法から注意点まで解説

広告は即効性はありますが、費用がかかる上に広告を止めた以降は集客は入ってきません。 一方でSEO対策を通してECサイトが検索上位を獲得できていれば中長期的に集客がみこめるので、時間はかかりますが集客方法としては非常におすすめです。


SNS運営

EC サイトの集客を行う際、欠かすことのできないのがSNS の運用です。SNS は多くの人に利用されており、各種のSNS は集客力の改善に効果があります。Twitter、Facebook、YouTube など、それぞれのSNS の特徴に合った対策を行うことで、集客の効果は大きく高まります。特に、Instagram やTwitter、Facebookは新規の見込み客の獲得に向いています。SNSの運営が上手くいくと、SNSを見たユーザーがECサイトに流入するので、集客対策としてやるべき施策です。各SNSの特徴と集客につながる運営ポイントをご紹介します。


Twitter

Twitter の特徴は以下です。

  • 他のSNS と比較し拡散性が高い点
  • 140文字の文字数制限がある点
  • 他のSNS よりも「バズる」ことが多い

文字数に制限がある分、少ない文字数と、インパクトのある画像で販促キャンペーンを行う会社が多いで す。特に企業やショップのアカウントをフォローし、さらに拡散をした人の中から抽選で何名かに商品などのプレゼントをするキャンペーンが効果的です。また、フォロワーを増やすには、更新頻度を高め、ユーザーとの距離が近い状態を保つことです。他のSNS に比べ手軽にコミュニケーションが取れる分、親近感を抱かせるツイートを増やし運用していくことがポイントです。

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Facebook

Facebook は本名で利用するため、他のSNS と比べてビジネス利用をしているユーザーが多いのが特徴です。そのため、フランクな投稿よりも、ブランディングにつながるような投稿を行うことが大切です。またPC での閲覧が多く、EC サイトへのリンクも張られやすくなります。そのため、Facebook でコンテンツの案内を行い、詳細はECサイトに誘導して読ませることで、商品の購入につなげることができます。


Instagram

今やInstagramは、Google 検索エンジンで検索するのと同じくらいInstagram で商品について調べる傾向があります。Instagram の特徴は、投稿が画像にフォーカスされている点です。特にアパレルや雑貨、食品、家具といったインスタ映えしやすい商材や、コスメなど使用感を見せたい商材と相性がいいです。

Instagram はTwitter やFacebook よりも、投稿された情報の拡散力が弱くなるため、投稿をする際は必ずハッシュタグをつけ、ユーザーの目につく機会を増やすことが大切です。また、Instagram では商材が写った画像をタップすると商品名と値段が現れ、それをもう一度タップするとEC サイトの商品詳細ページへ遷移する「ShopNow」という機能があります。ShopNow には、興味や関心を惹いたタイミングで、お客様をシームレスに購入ページまで誘導することができるため、ECサイトの売上アップには欠かせない機能です。

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Youtube

動画SNS の代表的なものに「YouTube」があります。視聴者の数も多く、YouTube をきっかけに商品を知り購入するお客様も増えています。動画の内容は、写真や文章だけでは伝わりにくい商品の使い方の説明が一般的です。ただ使い方を説明するのではなく、ひと手間加えた商品を扱うショップだからこそわかる視点を入れた解説動画にしましょう。

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ECサイトの集客方法|有料

有料ですが、即効性のあるECサイトの集客方法はWEB広告です。ウェブ広告は「すぐに」「商品を求めている顧客に絞り」「的確な効果検証をしながら」集客を行うことが可能です。特に即時性については、前章のSEO対策にはないメリットであり、EC サイトの立ち上げ当初やセールなどの繁忙期といった、集客に力を入れたいタイミングで適切なアクセスを集められます。代表的なWEB広告を紹介していきます。


リスティング広告

リスティング広告

ウェブ広告の中で最も一般的な配信手法のひとつが検索エンジンの検索結果に表示されるリスティング広告です。リスティング広告は、はユーザーの検索行動と連動して表示されるため、顕在層や準顕在層など比較的モチベーションの高いターゲットに配信できることが強みです。

リスティング広告ではキーワードごとに広告の品質が、1 から10 までの指標で評価されます。指標は「10」が最高で、「1」が最低品質です。広告の品質が高いほど、競合他社と比べて検定結果の上位に広告を表示させることが可能となります。広告の品質を高め上位表示させるには、「検索したユーザーが思わずクリックしたくなるような魅力的な見出しや説明文」にすることです。

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ディスプレイ広告

リスティング広告と並び、ウェブ広告の代表的な配信手法としてディスプレイ広告が挙げられます。ウェブサイト上に掲載されている広告画像がディスプレイ広告となります。配信先と広告クリエイティブ、そして1 クリック、もしくは1,000回表示あたりの入札単価を決めることで入稿できます。配信先は大きく分けると2 つの軸から選ぶことができます。

  • どんなジャンルのサイトか(ファッションやペットなど)という軸
  • どのようなユーザーか(性別、年代、想定年収、サイト訪問歴)という軸

とくに後者に対して、最も成果が出やすいのが、特に後者の「どのようなユーザーに配信するか」において、最 も成果が出やすいのが、一度サイトを訪れたことのあるユーザーに対して配信する「リマーケティング広告」です。一般的に、サイトを訪れたことのあるユーザーのほうが、サイトを訪れたことのないユーザーよりも成果につながる可能性が高くなります。サイトを訪れた以上は、何らかの興味や関心を抱いている可能性があることが推測されます。リマーケティング広告は、このような興味を持っているユーザーを逃さない、機会損失を防ぐためにも有効です。


Googleショッピング広告

Google の検索結果に商品情報を掲載するのが、Google ショッピング広告です。商品情報を詳しく掲載できるので、成果につながる見込みが高く、EC サイトの心強い集客方法です。

Googleショッピング広告はあらかじめ広告主がGoogle マーチャントセンターに登録した商品画像と商品名、商品価格、ショップ名を表示します。ユーザーは、事前に商品画像や価格を見たうえで広告をクリックするため、テキストだけのリスティング広告と比較して購買モチベーションが高いことが推測されます。

Google ショッピング広告において、成果を出すうえで重要なのが、商品情報を登録するための「データフィード」です。入力した商品名や商品価格などの情報は、データフィードを構成する要素のひとつとなります。Google はデータフィードの項目を読み込み、特定のキーワードで検索された際にどの商品を表示するかを決めているので、データーフィードで定められた項目は、なるべく細かく商品情報を登録しましょう。広告を運用しながら成果を確認し、データフィードの商品名や商品画像を変えて検証を続けると、より実績を底上げできます。


SNS広告

インターネットユーザーの多くが利用するSNS。特に20 代30 代のユーザーは検索エンジンよりもSNS で情報を探します。そしてそのほとんどのSNS では広告を配信することができます。SNS 広告の特長は大きく3 つあります。

特長 内容
リーチ数 ユーザー数の多さと滞在時間が長いため、多くの人に自社商品を知ってもらう 機会が増え、購買機会をつくることができる。
購買率の高さ SNS上の情報は、広告と一般ユーザーの投稿との区別がつきにくく、広告とは思わずに購買導線に導かれるユーザーが多いため、購買率が高い傾向にある。
配信の精度 SNS ではサイト閲覧情報+ユーザーの登録情報でターゲティングが可能で す。そのため、自社のターゲットにあった広告配信が可能になります。

SNS 広告においていちばん重要なポイントは「クリエイティブメッセージ」です。これは「広告を通してユーザーに何を伝えたいか?」ということです。情報の入れ替わりが早いSNS では同じメッセージを長い期間利用するとユーザーは飽きてしまい、結果、購買率が下がります。他の広告よりも多くのクリエイティブパターンを作成することがSNS 広告で成果を出すコツです。


インフィード広告

インフィード広告

インフィード広告とは、ニュースアプリの記事と記事の間に表示される広告のことです。代表的なニュースアプ リは、Yahoo! ニュース、スマートニュース、グノシーなどです。これらのアプリは単体で数千万人の利用ユーザーがあり、多くの見込み客にリーチすることが可能です。インフィード広告の特徴は大きく2つあります。

特長 内容
リーチ数の多さ SNS 同様、ブラウザよりもアプリ内に滞在するユーザーが増えたことから、 多くのユーザーにリーチできる。
購買率の高さ インフィード広告は記事と記事の間に自然に表示されるため、ユーザーはネイティブな情報と捉えるケースが多く、遷移先のコンテンツを読了する率が高くなり、結果、購買率が高くなる傾向にある。

インフィード広告において重要なポイントは、「自然感=ネイティブ感」です。インフィード広告のほとんどはニュースアプリの記事と記事の間に表示されるので、ユーザーはニュース=記事が表示されると認識しています。そのため、コンテンツをクリックして急に商品やサービスを全面的にアピールしたEC サイトが表示されると、ほとんどのユーザーが離脱してしまい購入まで至らないケースが多くなります。「いきなり売ろうとするコンテンツ」ではなく「興味を持ってもらえるコンテンツ」を中心に広告ページを作成することがポイントです。

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動画広告

動画広告とは、動画のクリエティブを用いた広告のことです。YouTubeなどの動画一覧サイトや動画内で流れる広告のことを指します。代表的な動画広告は動画アプリのYouTube、SNS ではInstagram、TikTok、LINE、ニュースアプリではYahoo!ニュースなどが挙げられます。動画広告の特徴は大きく3 つあります。

特長 内容
情報量の多さ 複数の表現パターンを用意したメッセージやイメージをユーザーに届けることが可能。
アクション率の高さ 広告の視認後に「知るきっかけになった」「好きになった」「購入した」などの態度変容が起こる確率は、静止画よりも2 割ほど高いとも言われてる。
配信量の多さ さまざまなアプリやサイトで動画広告の枠は増えているが、静止画よりも制作に労力のかかる動画広告の数は多くない。配信すれば大量の見込み客にアプローチが可能。

動画広告の成果を出すには、クリエイティブが重要です。ユーザーの反応がよい=費用対効果が高い動画クリエイティブと言えます。静止画同様ですが、ユーザーにささるクリエティブを作成することが大切です。


アフィリエイト広告

アフィリエイトとは第3者に商品の宣伝や販促をしてもらい、その成果に対し報酬を払う販促方法です。EC サイトの場合、商品を紹介するブログの記事ページなどから商品を購入したかどうかを追跡できるプログラムを用意し、該当の商品が購入された際に報酬が発生するしくみの販促広告です。

アフィリエイト広告にはメリットデメリットがあります。 メリットデメリットを理解したうえで、アフィリエイト広告を活用しましょう。

内容
メリット ・「費用対効果の高さ」が最大のメリット。アフィリエイト広告では、成果が発生したら費用を払うという設定ができる。
・報酬が発生する成果の条件を、広告主側で決めることができる。
デメリット ・多くのアフィリエイターが自身の主観で商品を宣伝するため、広告主の気づかないところで、ブランドイメージを損ねる内容でプロモーション活動をされている可能性がある。
・「転売屋」が商品を購入することで成果発生を起こし、報酬を受け取るだけでなく、購入した商品をフリマアプリなどですぐに売ってしまう可能性がある。その結果、プロモーションの成果が上がらずに広告費だけがかかる。

アフィリエイト広告を成功させる方法は以下記事が参考になります。

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ネットショップでアフィリエイト広告を成功させる方法|運用のコツも解説


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まとめ

今回は、有料と無料の集客方法を9つ紹介しました。基本的には、即効性のあるweb広告で集客対策をしつつ、SEO対策やSNS運営も両方対策していくと良いです。効果がでるまでに時間はかかりますが、効果が出た後は長期的に集客が見込めるため、SNSやSEO対策は外せない集客方法です。web広告で直近の新規顧客を集めつつ、SNSとSEO対策を行い、短期的ではなく長期的に集客ができるECサイトを目指しましょう。 集客はもちろんのこと、ECサイト制作や集客以外の運営面で何かお困りごとがございましたら、気兼ねなくご相談くださいませ。


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