ECサイトのSEO対策とは?|SEOに強いECサイトを作る方法から注意点まで解説

category :  EC売上UP

update :  2022/06/21(火)

staff :  石澤ちゃん

検索エンジンで検索した際に、自社サイトの表示順位って気になりますよね。自社サイトへのアクセスを集めるために、上位表示されるようSEO対策をやりたいと考えている方が多くいらっしゃるかと思います。自然検索からの流入は、全体の50%を占めるため、SEO対策に成功していれば多くの集客が見込め、売上拡大にも繋がります。そこで今回は、ECサイトでSEO対策をしたいと考えている方向けに、SEOに強いECサイトを作る方法をお伝えしていきます!

SEOとは

SEO とは「Search Engine Optimization」の略で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」という意味です。 SEOは自社サイトへの集客のために行う施策です。具体的には、特定のキーワードで検索された時に自社サイトが検索結果の上位に表示されるように対策を行うことを意味します。検索結果はより上位に表示されるほうがアクセスされやすいので、EC サイトのSEO 対策は必ず行うべき施策のひとつになります。

現在、国内の検索エンジンのシェアは、Google とYahoo! だけで90%以上を占めています。さらにYahoo! のSEO のルールはGoogle のものを適応しています。つまりGoogle の定めるルールを守ることがSEO 対策のポイントとなります。

ECサイトにSEO対策が必要な理由

ECサイトの基本的な流入経路には「自然検索」「広告」「SNS」の3つがあります。3つの流入経路からECサイトへアクセスするため、多くの集客ができるように対策が必要です。各集客対策の詳細は以下です。

ECサイトにSEO対策が必要な理由

広告やSNSでのプロモーションは、即効性がありますが費用がかかることや、施策をストップしたら流入は途絶えます。一方でSEO対策は、費用はかかりませんが、効果がでるまで時間がかかる施策です。しかし、自然検索からの流入は、全体の50%を占めるため、広告外がらの流入を伸ばすには欠かせないポイントですし、上位に表示ができていれば長期的な集客が見込めます。そのため、即効性のある広告やSNSプロモーションで集客対策に併せて、長期的な視点で検索エンジンの上位に表示されるよう対策をすることをおすすめします。3つの集客方法の強みが合わさって相乗効果を発揮するでしょう。

SEOに強いECサイトをつくる方法

SEOに強いECサイトを作る方法は大きく分けて3つの方法があります。

内部対策 外部対策 コンテンツ対策
サイト内部に対して行う対策。 クローラーの巡回やインデックスが適切に行われるように対策をする。 他サイトから見て良いウェブサイトであるという評価を受け、
検索エンジンの評価をあげる対策。
ユーザーのニーズを解決するコンテンツを継続的に作成・発信を行い、
検索エンジンから集客の増加を目指す対策。

詳しく説明します。

ECサイトの内部対策

内部対策は、サイト内部に対して行う対策のことを指します。サイトの順位が決定されるには、クローラーがサイトを巡回して、ページをインデックスして順位が決定されます。適切に検索順位決定されるには、やるべきことが大きく2 つあります。

  • クローラーがサイト内で適切に巡回できるように促す
  • サイトが適切にインデックスされるように促す

1つ目は「Google Search Console にEC サイトを登録し、サイトマップを発行すること」です。これにより、ECサイトを読み込むクローラーがサイト内を巡回しやすくなり、インデックスされやすくなります。2つ目は「サイトの内容をクローラーに適切に伝えるために、各ページごとにキーワードとなるタグを埋め込むこと」です。これにより、クローラーは各ページがどのような内容のページか把握できるようになり、検索時に設定したキーワードで上位に表示されやすくなります。

施策例をいくつか紹介します。

クローラーがサイト内で適切に巡回できるように対策する

クローラーがサイト内で適切に巡回ができるようにする対策は主に以下があります。

①サイトマップを発行すること
「Google Search Console にEC サイトを登録し、サイトマップを発行すること」です。これにより、ECサイトを読み込むクローラーがサイト内を巡回しやすくなり、インデックスされやすくなります。

②サイトの階層構造を最適化する
サイトマップのイメージ
クローラーがサイト内を巡回しやすくなる対策の一つです。サイトに訪れたお客様が「2 クリックまでに目的ページにたどり着ける必要がある」と言われているように、クローラーの巡回のしやすさという観点でも同様のことが言えます。3 クリック以上操作しないと目的までたどり着けないサイト構造では、欲しい商品がこのサイトには無いと判断され、お客様の離脱も増えてしまいます。お客様のためにも、クローラーのためにも、できるだけ、サイトの構造はシンプルかつ分かりやすい構造にしましょう。

③パンくずリストを設置する
パンくずリスト
パンくずリストとは、サイトを訪れたユーザーが、今サイト階層のどの位置にいるのかを示すものです。 パンくずリストが設置されていると、ユーザーの助けになるだけでなく、クローラーがサイトの階層構造を理解する助けになります。クローラーの適切な巡回にもつながるので設置しましょう。

④内部リンクの設置
内部リンクとは、自社サイト内のページ同士をつなぐリンクのことです。 サイト内で関連性の高いページ同士はリンクを設置しましょう。設置方法は、リンクをそのまま貼るのではなく、アンカーテキストで設定しましょう。
アンカーテキストで内部リンクの設置をすることにより、リンク先が何なのかが理解しやすくなり、ユーザがサイト内回遊をしやすくなるだけでなく、クローラーにとっても巡回が適切に促されるというメリットがあります。

サイトが適切にインデックスされるように対策する

クローラーがサイトを適切にインデックスするために対策できることは以下があります。

①ページのインデックス漏れがないかチェック
ページがインデックスされていないと、検索結果に表示されない、評価もしてもらえません。自社のサイトがインデックスされているかまずはチェックしましょう。チェック方法は主に以下があります。

・GoogleサーチコンソールのURL検索欄でURLを検索をして確認

Googleサーチコンソール
インデックスされていたらこのように表示されます。 Googleサーチコンソール

・Googleの検索窓に「site:自社サイトのURL」を入力してクリック

Google

インデックスされているページを確認できます。

Google

②titleタグの設定に気を付ける
Googleサーチコンソール

検索エンジンはtitle タグに設定されているキーワードとユーザーの検索ワードが合致しているページほど、検索結果で上位に表示します。また、タグはページごとに設定することができるため、トップページにはサイト全体に関わるキーワードを、商品詳細ページには商品に即した検索キーワードを設定することが大切です。title タグは文字数が32 文字までしか検索エンジンに表示されません。また、多くのキーワードを組み込んで設定すると、1 つひとつのキーワードが弱くなり、検索エンジンでひっかかりにくくなります。そのため、3 ~ 5 ワード程度を設定するのがよいとされます。EC サイトの場合、「ワインを取り扱う通販サイト」のように「商品名を扱う通販サイト」を基本の形にして、検索されやすいキーワードを見つけて設定しましょう。

③description タグの設定
description タグで設定する文字列は、最高で300 文字程度が表示されますが、スマホでは69 文字しか表示されないため、前半に最も伝えたいことを簡潔に記述します。特に、title タグでは説明しきれない、補足説明を設定するのがよいとされています。title タグの設定と同様に、補足説明の文章もユーザーが検索エンジンからサイトに訪れるかどうかの判断材料になります。また、description タグもサイト内のページごとに設定できるので、説明しきれない情報はページごとに記載します。

ECサイトの外部対策

外部対策は、自社のウェブサイトが他者から見て良いウェブサイトであるという評価を受け、検索エンジンの評価を上げることです。やるべきことは「被リンク獲得」です。

被リンクとは、外部サイトから自社サイトへリンクを貼られたリンクのことです。被リンク対策では、自社サイトのリンクが外部サイトに貼られるように対策をします。具体的には、他社がリンクを張って紹介したくなるような良質コンテンツや、最新のトレンドなどの更新を増やすことで外部対策を強化していきます。コンテンツ作成の方法は後述します。

ECサイトのコンテンツ対策|SEO効果の高いコンテンツの作り方

コンテンツ対策とは、ユーザーのニーズを満たしたコンテンツを作成・発信し検索エンジンからの集客増加を目指す対策です。良質なコンテンツをたくさん作ることで、被リンクの獲得や検索エンジンからのアクセスを獲得することができます。

EC サイトで購入する際に検索されるキーワードは、商品情報だけではありません。たとえば「高級ギフトワイン」を扱うお店であれば、「ワインギフト 相場」や「結婚記念日 プレゼント」など、購入につながるキーワードはたくさんあります。これらのキーワード対策にコンテンツを利用します。

オリジナリティのあるコンテンツを作ること

コンテンツの作り方は以下です。

  1. 商品のターゲットとなるペルソナの設定
  2. 対策キーワードの洗い出し・決定
  3. 対策キーワードに対するユーザーのニーズを理解する(キーワード分析)
  4. コンテンツの方向性・構成を決める
  5. ライティング
  6. ウェブサイトに公開

コンテンツを作成する際は、まず、商品のターゲットとなるペルソナを決定しましょう。ペルソナが決定できたら、サジェストツールを使い、ユーザーがどのようなキーワードで検索しているのかを把握しましょう。その上で「ユーザーのニーズに合ったコンテンツ」になるよう心がけながら作成しましょう。

たとえば、サジェストツールを使い「日本酒」というワードでGoogle のサジェストを検索した結果、下図のような結果が得られました。この結果から、お客様が興味を持っているのは「日本酒の飲み方」「つまみ」「賞味期限」だということがわかります。この分析をもとに、これらに関連するコンテンツをつくることで、お客様に「日本酒を買うときにはこのサイトが役立つ」と思わせることができ、ファン化にもつながります。また、お客様は「日本酒を飲む未来」を想定して、つまみや飲み方についても検索しています。そこに先回りして、おすすめのおつまみレシピとそれに合う日本酒を紹介するコンテンツを用意すれば、「商品を購入した後、どのような未来が待っているのか」を想像しやすくなり、購入意欲を高めることができます。

「日本酒」のサジェスト検索結果

検索キーワードにマッチしたオリジナル性の高いコンテンツを用意することができれば、SEO 対策につながるだけでなく、ユーザーのファン化にも貢献します。また、コンテンツのつくり方によってはSNS で拡散されることもあります。それによってページのアクセス数が増え、購入につながるケースもあるため、コンテンツの作成はEC 集客において大切な要素となります。

コンテンツ作成ポイント!

コンテンツ作成のポイントは「オリジナリティの高いコンテンツを用意すること」です! 例えば、競合サイトの書いているブログと全く同じ内容を書くと、そのコンテンツはコピーコンテンツとみなされインデックスされません。そのため、メーカーがリリースしたカタログ情報などをまとめるだけではなく、自分たちだけの視点を盛り込んだコンテンツを作成しましょう!


検索結果に影響のあるタグには必ずページのキーワードをいれる

「日本酒」のサジェスト検索結果

h タグは、見出しタグとも呼ばれ、ページごとの見出しの役割をするタグです。見出しタグにはh1 タグからh6 タグまで階層があり、h1 タグはそのページを要約するような大きな見出しを指します。h の後ろにつく数字が大きくなるにつれ中見出し、小見出しと小さな見出しになります。h1 タグはそのページの大見出しのため、ページごとに1 つだけ設定します。

ECサイトのSEO対策の注意点

SEO 対策はウェブ集客の重要な方法のひとつです。しかし、いまだに誤ったSEO 対策の情報も公開されています。間違ったSEO 対策をしてしまうと、ペナルティを課されることもあるため、対策には注意が必要です。

スパム行為

SEO 対策において気をつけたいのがスパム行為です。スパム行為とは「不正に検索順位を上げようとすること。」です。Googleは頻繁に検索エンジンをアップデートし、スパム行為をしているウェブサイトを見つけては排除しています。スパム行為を行うと検索順位を下げられたり、検索結果に表示されなくなったりなどのペナルティが課されることもあります。スパム行為の代表例は以下があります。

  • 意図的に質の低い被リンクをたくさん設置すること
  • サイトに無関係のキーワードを多量に詰め込むこと

詳しく説明します。

意図的に質の低い被リンクをたくさん設置すること

意図的に質の低い被リンクをたくさん設置すること

「意図的に質の低い被リンク」をたくさん設置することは禁止されています。運営しているEC サイトと関連性が高く、きちんと管理されている質の高いウェブサイトからリンクを張られると、サイトの評価は高まります。しかし、これを逆手に取り、ただリンクを張るためだけにつくったウェブサイトや同一IP アドレスからのみ大量にリンクを張られている場合、Google から自作自演であると判断され、ペナルティの対象になります。他者のコンテンツをまるまるコピーしたコピーコンテンツや、隠しリンクや隠しテキストの設置、自動コンテンツ作成ツールの使用など、右図にある内容が禁止されている行為です。

サイトに無関係のキーワードを多量に詰め込むこと

サイトに無関係のキーワードを多量に詰め込む

「多量のキーワードの詰め込み」はやってはいけない代表的なSEO 対策のひとつです。これはさまざまなキーワードで検索にかかるように、HTML タグやコンテンツ内にサイトとは関係ないキーワードを仕込んでいるパターンです。悪意がなくとも、関連キーワードを多量に詰め込んでしまっているケースも少なくありません。そのためキーワードはページごとに3 つから5 つ程度で端的にまとめることが大切です。

ガイドラインを遵守する

ガイドラインを遵守する
画像出店:Google検索セントラル

SEO対策で禁止事項を行わないためには、Google の「品質に関するガイドライン」を確認し、スパム行為と判断されることを実施しないことです。そもそもGoogle は、ユーザーにとって有益なサイトを高く評価しており、SEO とはそれを実現するためのしくみです。小手先のテクニックで検索エンジン対策をするのではなく、ユーザーにとって有益なサイトとはどのようなサイトかを考え、形にしていくことが正攻法であり、近道です。 「お客様にとって価値のあるEC サイトの構成やコンテンツであるか」ということを常に意識しながらサイトの運営をしていけば、自然と検索順位は上がります。これがSEO 対策の最も大切なことであり、普遍的な極意となります。

まとめ

今回はECサイトのSEO対策について紹介しました。 SEO対策は即効性のある施策ではありませんが、費用はかかりませんし長期的な集客が期待できます。 即効性のある広告やSNSプロモーションと併せて対策をしてみることをおすすめします。

合わせて読みたい

ECサイトに効果的なSEO対策とは?重要な7つのポイントを解説

ネットショップで重要なSEO対策7選|コンテンツSEOや対策のコツも解説

\ ネットショップの支援実績2,800 件以上! / (※2022年4月現在当社調べ)
ネットショップの売上UPを支援するどヘンタイ集団「株式会社これから」

SNSでシェアする