小規模事業者持続化補助金でホームページ制作|概要から申請方法までまるっと紹介
小規模事業者持続化補助金とは
小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者が販路拡大や生産性向上に取り組むための補助金です。補助金額は、最大で200万円・補助率は2/3※1まで支給されます。
小規模事業者持続化補助金は、ホームページ制作にも活用することができます。 小規模事業者持続化補助金の補助率は1/4です。例えば、補助金確定額を50万円とした場合、そのうち12.5万円までがホームページ制作費用として計上することができます。
今回は小規模事業者持続化補助金を活用してホームページ制作をしたい方向けに、 小規模事業者持続化補助金の概要をご紹介します。
小規模事業者持続化補助金はホームページ制作に活用できる
ホームページ制作は、小規模事業者持続化補助金の一般型にて補助金を申請することができます。
ホームページ制作は小規模事業者持続化補助金の補助対象経費「③ウェブサイト関連費」に該当します。ウェブサイト関連費の補助率は、補助金交付申請額の1/4です。例えば、補助金確定額を50万円とした場合、そのうち12.5万円までがホームページ制作費用として計上することができます。
小規模事業者持続化補助金はホームページ制作に活用できますが、「ウェブサイト関連費」のみでの補助金申請は不可です。他の補助対象経費と組み合わせて申請する必要があります。
補助対象経費は以下の通りです。
- 機械装置等費
- 広報費
- ウェブサイト関連費
- 展示会等出展費(オンラインによる展示会・商談会等を含む)
- 旅費
- 開発費
- 資料購入費
- 雑役務費
- 借料
- 設備処分費
- 委託・外注費
③ウェブサイト関連費以外に上記対象経費のいずれかを合わせて申請しましょう。
小規模事業者持続化補助金スケジュール
2022年小規模事業者持続化補助金のスケジュールは以下の通りです。
- 申請受付開始:2022年3月29日
- 8回目受付締切分提出期限:2022年6月3日
- 9回目受付締切分提出期限:2022年9月20日
- 10回目受付締切分提出期限:2022年12月9日
第11回受付締切回以降は、まだ未定です。 期日以内に申請手続きを済ませられるように計画的に作業を進めましょう。
※当社2023年10月実績
小規模事業者持続化補助金に必要な提出書類
小規模事業者持続化補助金に申請をするために必要な書類は以下の通りです。
項番 | 書類名 | 法人 | 個人 | NPO |
1 | 小規模事業者持続化補助金事業に係る申請書(様式1)[原本] ※電子申請の場合は不要 | ○ | ○ | ○ |
2 | 経営計画書兼補助事業計画書①(様式2)[原本] | ○ | ○ | ○ |
3 | 補助事業計画書②(様式3)[原本] | ○ | ○ | ○ |
4 | 事業支援計画書(様式4)[原本] | ○ | ○ | ○ |
5 | 補助金交付申請書(様式5)[原本]※電子申請の場合は不要 | ○ | ○ | ○ |
6 | 宣誓・同意書(様式6)[原本] | ○ | ○ | ○ |
7 | 電子媒体(様式1、様式2、様式3、様式5、様式6、(様式7、様式8、様式9)) ※電子申請の場合は不要 | ○ | ○ | ○ |
8 | 貸借対照表および損益計算書(直近1期分)[写し] | ○ | – | – |
9 | 株主名簿[写し] ※該当者のみ | ○ | – | – |
10 | 直近の確定申告書【第一表及び第二表及び収支内訳書(1・2面)または所得税 青色申告決算書(1~4面)】(税務署受付印のあるもの)または開業届(税務署 受付印のあるもの)[写し] | – | ○ | – |
11 | 貸借対照表および活動計算書(直近1期分)[写し] | – | – | ◯ |
12 | 現在事項全部証明書または履歴事項全部証明書(申請書の提出日から3か月 以内の日付のもの)[原本] | – | – | ◯ |
13 | 法人税確定申告書(別表一 (受付印のある用紙)および別表四(所得の簡易計 算))(直近1期分)[写し] | – | – | ◯ |
共同申請の場合 | 連携する全ての小規模事業者の連名で制定した共同実施に関する 規約<共同申請の場合は必須の提出書類>[写し] | ◯ | ◯ | ◯ |
上記の提出書類は「応募時提出資料・様式集」よりダウンロードすることができます。 本記事では、全申請者が必須の提出資料を提示しましたが、希望する枠によっては上記資料以外に必要となる資料があります。詳しくは、「小規模事業者持続化補助金<一般型>ガイドブック p8」をご覧ください。
小規模事業者持続化補助金の申し込み方法
申し込み方法の流れは以下の通りです。
各フェーズの申請方法については以下記事で詳しくご紹介しています。
よくある質問
小規模事業者持続化補助金の申請を考えている方からよくいただく質問をまとめました。
小規模事業者持続化補助金2022いつまで?
締切は2022年12月9日です。(第10回受付締切分提出期限)
小規模事業者持続化補助金の入金タイミングは?
4週間程度です。
申請者様の対応及び事務局の対応によってスケジュール感が大幅に変わるため、ある程度の目安として記載しております。具体的なスケジュール感覚については以下記事を参考にしてください。
小規模事業者持続化補助金 第8回 採択 いつ?
2022年8月31日に採択が発表されました。 第8回目の申請数は11,279件そのうち7,098件が採択されました。採択率としては83%です。その他、第1回目-第8回目までの採択推移をまとめています。
小規模事業者持続化補助金いくらまで?
最大200万円まで補助がでます。枠によっては、補助額が変動します。
まとめ
2022年の小規模事業者持続化補助金(持続化補助金)の概要についてご紹介しました。 小規模事業者持続化補助金を活用してホームページを制作(ウェブサイト関連費)することは可能です。ですが、ウェブサイト関連費のみの申請はできず、他の対象経費も組み合わせて申請する必要があるので気を付けましょう。小規模事業者持続化補助金でホームページ制作をするには、補助総額に対して1/4の補助率ですが、ホームページで何か商品を販売したい(ECサイト)場合はIT導入補助金が活用できます。IT導入補助金はECサイト構築単体で最大350万円まで補助がでます。 もし、販売機能のついているホームページを制作したい方であれば、IT導入補助金を検討してみてはいかがでしょうか。
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