EC業界とは|トレンドや今後の動向を解説-EC企業ランキングも大公開!

category :  EC売上UP

update :  2022/05/24(火)

staff :  石澤ちゃん

EC業界の勢いはますます拡大をしています。日経クロストレンド【今後伸びるビジネス2022年上半期ランキング】によると、ECというキーワードが将来性と経済性インパクトのカテゴリでどちらも1位をとっています。今回は、EC業界に興味を持っている方向けに、最新のEC業界の概要やトレンドをご紹介します!

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EC業界とは|国内EC業界の歴史を振り返る

国内EC業界の歴史

日本のEC サイトはEC 先進国のアメリカと比較しても歴史が古く、1997 年に楽天市場が開業したのが始まりです。2000 年代前半にPC やネット環境の普及により参入企業が増えます。そして2010 年代のスマホの普及によって加速的にEC は世の中に広がりました。BtoC やBtoB の業態だけではなく、CtoC のジャンルにおいても多くの人が参入しています。現在、EC サイトは、欲しい物がすぐに購入できるサービスであり、生活を支える重要なインフラです。また、その発展とともに人々のライフスタイルをより豊かにするものとして、欠かすことのできない存在となっています。

EC業界の市場規模と今後について

EC業界の市場規模と今後について

2012年に9兆5,130 億円だったBtoC EC 市場は、2020年には19 兆 2,779 億円と20 年間で103%拡大しています。2024 年には27 兆円を超えるという予測結果も出ており、今後も伸びる市場であると考えられます。


2019年 2020年 伸長率
物販系分野 10兆515億円
(EC化率6.76%)
12兆2,333億円
(EC化率8.08%)
21.71%
サービス系分野 7兆1,672億円 4兆5,832億円 ▲36.05%
デジタル系分野 2兆1,422億円 2兆4,614億円 14.90%

分野別に見てみると、物販系分野が大きく伸びています。一方でサービス系分野はマイナス 36.05%と大幅に減少しました。 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う巣ごもり消費の影響で、物販分野は大きく伸びました。しかし、サービス系分野で市場の大きい旅行サービ スが約 6 割減少し、その他飲食サービス、チケット販売も落ち込み、巣ごもり需要と相性の良い分野とそうでない分野が顕著に現れる結果となりました。 また近年、EC チャネルのひとつとしてメルカリをはじめとしたCtoC EC が急速に拡大。その市場規模は1 兆 9,586 億円(前年1 兆 7,407 億円、伸び率12.5% )に増えてきており、フリマがはじめて登場した2012 年から、ハイスピードで巨大市場が形成されたことになります。 今後もEC業界はさらなる成長が見込めるでしょう。 日本国内のEC化率は毎年右肩上がりです。2020年のEC化率は 8.08%と前年より 1.32ポイント上昇しています。 またウィズコロナの影響を受け、EC サイトを利用する消費者も増えてきていることから今後も大きな成長が期待できます。

参考:経済産業省

EC業界のトレンド

拡大するEC業界のトレンドはなんでしょうか。2020年代の主なトレンドは以下です。

  • ・AIと5Gによる購買体験の変化
  • ・O2OからOMOへの変化
  • ・越境EC市場の拡大

それぞれ見ていきましょう。

キーワードはAIと5G

2020 年代には「ググる」という言葉がなくなるかもしれません。今までのネットショッピングでは、検索エンジンで検索をかけ、欲しいものを探し、比較検討するといったプロセスを踏んでいました。しかし、レビューの発達やSNS の普及により、「検索をしてものを探す」機会はどんどん減ってきています。今後この流れは、AI の発達によってさらに加速していくでしょう。つまり、最適化されたAIが、好みの傾向や、欲しいものの特徴を伝えなくても、あなたの購買履歴や行動データをもとに、世界中のEC サイトから心躍る商品を探し出してくれるのです。このAI 革命を支えるのが、5G通信です。

2020 年に5G 通信が始まり、より多くのデータが瞬時に転送できるようになりました。4G 時代の100 倍の情報を消費者に届けることができます。たとえば、売り場全体をリアルタイム動画で追いかけることも可能でしょう。すると、店舗に足を運ばなくても、まるで店舗にいるかのような購買体験ができます。買い物に必要な情報がオンラインとオフラインの垣根なく、瞬時に行き交う時代になるのです。

O2OからOMOへ

O2OからOMOへ

O2O(Online To Offline)とは、オンラインで得られた情報をオフラインでも活用していくという概念です。オンラインクーポンをオフライン店舗で使用する施策などが代表例です。この場合、あくまでもオンラインの世界とオフラインの世界を別々に捉えています。このO2O の進化系が、OMO(Online Mergeswith Offline)です。これは直訳すると「オンラインとオフラインの融合」を意味します。オフラインでの購入データをオンラインへ反映させたり、オンラインでの閲覧履歴を元にオフライン店舗で商品レコメンドを受けたりと、オンラインとオフラインの垣根なく、買い物をますます便利にしていく概念です。ユーザーに心地よく購入体験を積んでもらえるかが今後の成長のポイントになるでしょう。

越境EC市場の拡大

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BtoB-EC市場に劣らず、越境ECの存在感も大幅に成長しています。 越境ECを利用する理由としては、「自国にない商品を購入したいから」が約8割を占めるそうです。自国にない商品の購入を実現できる越境ECは昨今かなり市場を拡大させています。2020年の日本の越境EC市場規模は3,416億円でした。中国や米国に比べると日本の越境EC市場はまだまだ小さいですが、中国、米国の消費者による日本の越境ECから購入している金額が、年間計2兆9226億円分ということもあり、日本の越境ECはポテンシャルがあると言えます。 今後の越境EC市場は2026年には 4 兆 8,200 億 US ドルにまで拡大すると予測されています。 年平均成長率は約 30%であり、世界の BtoC-EC 市場規模の拡大を上回るペースで越境 EC の市場規模は拡大すると見られています。

EC企業売上ランキング

さらにEC業界の状況を把握するためにも、どの企業が業界の中で首位にたっているのか把握しましょう。

株式会社エスシステム

出典:業界動向

売上ランキングの上位やシェアの大きさはアマゾン、Zホールディングス、楽天グループが大部分を占めています。 その他の企業も全体的に売上が伸びており、EC業界全体が拡大していることが分かります。

ますます拡大するEC業界|今後の課題は

EC市場はますます拡大が予想されますが、拡大の裏には課題も存在します。 主な課題は以下です。

  • ・クレジットカードの不正利用
  • ・法改正
  • ・転売

それぞれ見ていきましょう。

クレジットカードの不正利用

クレジットカードの不正利用

クレジットカードの不正利用によって被害をうけるEC事業者が増えています。 日本クレジット協会の調べによると、2021年のネット通販におけるクレジットカードの不正使用被害額は330億円でした。 不正利用された消費者のクレジットカードは、基本的にはカード会社によって補償されます。しかし、EC事業者は商品を失うだけでなくカード会社への返金義務が生じるので大きなダメージを負います。安全にECビジネスを行っていくためにも、しっかり対策を行っていく必要があります。

石澤ちゃんコメント

クレジットカードの不正利用を未然に防ぐ方法は、目視チェックが最も簡単です。しかし巧妙な不正注文を見分けることが難しい点や注文量に応じて工数が増えてしまうデメリットもあります。昨今では、不正検知システムが多く開発されているので、目視チェックが難しいという方には導入をおすすめいたします!



参考:不正注文からEC事業者を守り抜く! 業界最安値でも高い検知精度を誇る「不正チェッカー」の実力

法改正により新規ユーザーの獲得が難しくなる

昨今のEC業界には以下のような課題が出てきました。

  • ・薬機法の改正
  • ・景品表示法の改正
  • ・特商法の改正

このような法律の改正から、商品の効果・効能、性能についての内容に規制がかけられるようになり、 広告施策による新規ユーザーの獲得が以前よりも難しくなりました。今後のEC事業者は、改正の影響を受けつつもいかに効率良く新規ユーザーを獲得できるかが成功の分かれ道になるでしょう。

石澤ちゃんコメント

株式会社これからは、EC構築だけでなく広告運用も支援しております。法改正を踏まえて「今後はどういった対策をしていけば良いのか・・・等」お悩みの方は是非ご相談くださいませ!

転売がEC事業者への悩みの種となる

「転売」がもたらすEC事業者への主な影響は以下です。

  • ・品切れを招き、購入したいと思っているお客様に商品が届けられない。
  • ・登録を初回で解約され次回購入に繋がらないため、1件の新規獲得のためにかける広告費(CPA)の回収が困難になる。
  • ・お客様が自社商品を転売ヤー経由で購入した際に、商品に不備があり商品やブランドへの信用を損なう。

上記のことが起こった場合、EC事業者のビジネスに不利益をもたらしてしまう可能性があります。 お客様からの信頼を得、長期的にECビジネスをやっていくためにも、転売対策は必須になるでしょう。

EC初心者が知っておくべき|ECの基礎知識

EC初心者の方が、知っておくべきECの基礎知識をご紹介します。

ECサイトの構築方法は2つ|自社ECとモール型ECサイトの違い

自社ECとモール型ECサイトの違い

EC サイトには、自社でEC サイトを構築するものと、EC モールに出店するものの2 種類があります。 自社ECサイトは、自社のECサイトを立ち上げる方法です。わかりやすく言うと、自分たちのお店を構える路面店のようなものです。 モール型EC サイトは、楽天市場やYahoo! ショッピングなどのEC モールの中に、EC サイトをつくる方法です。 両者もメリットデメリットがあるので、それを踏まえて自社に合う構築方法を決めましょう。

自社ECサイトのカートシステムは大きく3種類

自社ECサイトのカートシステムは大きく3種類

ECサイトの運営には、ECサイトの注文を処理する「カートシステム」が必要です。 具体的には、サーバーをレンタルできる「ASP 型」公開されているソースコードを無償で利用できる「オープンソース型」個別にEC サイトを構築する「パッケージ型」の大きく3 種類に分けられます。特に「ASP型」は、汎用性が非常に高く利用しやすいため、近年はASP 型カートを選ぶのが主流です。

EC担当者の基本的な業務

EC担当者の基本的な業務は「フロント業務」「バックエンド業務」の大きく2種類に分けられます。

フロント業務の内容は以下です。

  • ・商品企画
  • ・仕入れ/製造
  • ・ECサイト制作/更新管理
  • ・webマーケティング

バックエンド業務の内容は以下です。

  • ・受注内容の確認
  • ・入金確認
  • ・在庫の確認と商品ピックアップ
  • ・商品の検品作業、梱包
  • ・配送
  • ・商品配送のメール
  • ・アフターサービス

ECサイトの業務は広範囲にわたります。業務の詳しい内容は以下の記事で説明しています。 ぜひご一読ください。

合わせて読みたい

ECサイト運営とは|業務内容や必要なスキルについて解説

まとめ

今回は、最新のEC業界の概要やトレンドにご紹介しました!EC業界は今後も成長していく将来性のある業界です。 本記事を通してEC業界の市場規模や動向を押さえる参考になりますと幸いです。

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