ネットショップ(ECサイト)の成功事例10選|開業で失敗しないためには

category :  EC売上UP

update :  2023/12/07(木)

staff :  nakahara

ネットショップを成功させるためには様々なコツや方法があります。それらを深く理解し、自社ネットショップに反映させるためには、実際の成功例を見ることが近道です。

そこで今回は、ネットショップの成功事例を10ケースご紹介。ネットショップの成功率・成功のコツ・失敗しないために必要なことについても解説しました。

ネットショップの成功事例10選

ネットショップの成功事例10選

ネットショップの成功事例をチェックすることは、成功のノウハウや課題の克服方法を学ぶ上で有効です。

今回は、株式会社これからをご利用頂いた、以下「10店舗のネットショップ」の事例から、ネットショップ運営における成功の鍵を探っていきましょう。

【ファッション雑貨】PELLE MORBIDA

【ファッション雑貨】PELLE MORBIDA

引用元:PELLE MORBIDA

PELLE MORBIDAは、上質な財布・バッグ・小物などのアイテムを展開するブランドです。

これまでは、ネットショップよりも実店舗での販売に注力していましたが、新型コロナウイルス感染拡大で状況が一変。百貨店の閉店や雑誌の発行部数減少なども背景に、ネットショップの強化が不可避となりました。

広告や新規獲得向け施策の強化ほか、サイトのトップに検索窓を置くなど「ユーザーファーストなレイアウト」を意識した改修を実施しました。

その結果、新規ユーザーの流入増加でCVRが落ちるという予想を裏切り、CVRは向上しました。

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【キッチン用品】Solvita-ソルヴィータ-

【キッチン用品】Solvita-ソルヴィータ-

引用元: Solvita-ソルヴィータ-

Solvitaは、生活用品やギフトを展開するブランドのネットショップです。

2021年末に、ネットショップを立ち上げた際、ユーザーへの提案力を高めることが課題の1つでした。
そこで、Solvitaの取扱商品をキッチン用品に絞り込み、コンセプトを固めつつ、ユーザーへの提案力を強化する施策を実施しました。

その結果、SNSのフォロワー数が30倍以上の増加を見せ、CV数や売上のアップにもつながりました。

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【アパレル】COLDBECK

【アパレル】COLDBECK

引用元: COLDBECK

COLDBECKは、長崎県でファッション・衣服・アクセサリー小物などを展開するブランドです。

2017年にネットショップの強化をスタートしましたが、 集客や売上があまりない状況でした。
そこでネットショップのリニューアルを実施し、実店舗のユーザーに対してもリニューアル サイトを積極的に紹介するようにしました。

その結果、新規顧客も増加し、売上が3年半で5倍に増えました。

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【農業用品】PLUSYS-プラスワイズ-

【農業用品】PLUSYS-プラスワイズ-

引用元: PLUSYS-プラスワイズ-

PLUSYS-プラスワイズ-は、農業・建築資材のネットショップ運営をメインに展開する企業です。

これまでは10万点以上もの膨大な数の商品を扱っていましたが、2022年のサイトリニューアルを機に、売上の高い2~3万点程度に絞りました。

リニューアルに際しては、サイトの導線やカテゴリーの見やすさなどの課題もクリアしたことで、完成直後からサイトの回遊率やCV率の上昇が見られました。

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【ヒーリング雑貨】NATURE WORLD

【ヒーリング雑貨】NATURE WORLD

引用元: NATURE WORLD

NATURE WORLDは、フラワーエッセンス・パワーストーンといったヒーリング雑貨を展開するブランドです。

これまでは、卸売りの売上が主力でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大による売上減少で、新たな販路(ネットショップ) の立ち上げを決意。
機能面にこだわったネットショップを立ち上げるとともに、広告を用いて新規ユーザーの獲得やSEO対策にも注力しました。

その結果、月商は立ち上げ初期と比較して、およそ2倍(300万円前後)となりました。

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【食品】株式会社とり祥

【食品】株式会社とり祥

引用元: 株式会社とり祥

株式会社とり祥は、福岡で約70年の歴史を持つ鶏肉専門店です。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、飲食店向け卸販売が激減したことで、小売販売の強化が課題となりました。

この課題に対して、ユーザーが購入しやすい導線を徹底したネットショップを立ち上げ、さらに広告自動運用ツールを用いた「Web広告連動」も実施しました。

その結果、オープンから2ヶ月で、これまでの売上の4~5倍を達成。新規ユーザーの増加にもつながりました。

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【スイーツ】CAFE OHZA

【スイーツ】CAFE OHZA

引用元: CAFE OHZAN

CAFE OHZANは、主力商品のラスクをメインとするスイーツブランドです。

2018年の自社ネットショップのリニューアルによって、ショップの年商を3倍以上の1億円に伸ばしましたが、さらなる成長が課題となりました。

そこで、プロの知見を導入し、サイトへの流入導線の整理などを実施。

その結果、流入数を増やしながら、CVR(ECサイト訪問数に対する購入率)も下げることなく、ショップの年商が2倍以上(2億700万円) に上昇しました。

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【スイーツ】山奥チョコレート日和

【スイーツ】山奥チョコレート日和

引用元: 山奥チョコレート日和

山奥チョコレート日和は、福岡県の菓子店・株式会社森八大名閣が展開するネットショップです。

ネットショップの立ち上げに際しては、サイトのコンセプトをしっかりと表現しつつ、着実に売上を上げることが課題となっていました。

そこで、デザインにこだわりながら、商品のリスト化・グルーピング化などにより、ユーザーが買いやすい設計も反映させました。

その結果、デザイン面でも高い評価(カラーミーショップ大賞2022でベストデザイン賞受賞)を受けつつ、1年目で、ホームページ注文と比較して10倍もの売上を達成しました。

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【ナチュラルコスメ&ハウスケア】YOPE

【ナチュラルコスメ&ハウスケア】YOPE

引用元: YOPE

YOPEは、ポーランド生まれのナチュラルコスメ・ハウスケアブランドで、2020年末にネットショップがオープンしました。

ネットショップの立ち上げに際しては、新型コロナウイルス感染拡大の影響で不十分となったブランディングを実施しつつ、売上を立てることが課題となりました。

そこでYOPEの世界観をしっかり表現すると共に、広告自動運用ツールによるユーザーへのアピールも実施しました。

その結果、リピーターの獲得にも成功し、着実に売上を上げ、現在は10倍以上の売上に。さらにSNSで自社商品が話題になった際は、ネットショップ経由で多くの売上につながりました。

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【医療機器】Vibe補聴器

【医療機器】Vibe補聴器

引用元: Vibe補聴器

Vibe補聴器は、OTC補聴器(聴力検査なしで販売可能な補聴器)のリーディング企業、ヒアリングエクスプレス株式会社のネットショップです。

かつてはECモールで補聴器を販売していたものの、ユーザーとのコミュニケーションが取りにくいことが課題となっていました。

そこで、自社ネットショップを立ち上げるとともに、ユーザーの疑問が解消できる内容を反映。補聴器の説明コンテンツなども掲載しました。

その結果、2023年1月時点で最高売上を実現しました。

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ネットショップの成功率は?

ネットショップの成功率は?

ネットショップの廃業率は「1年目に30%、2年目に50%、10年以内に95%」と言われています。つまり、廃業率から逆算したネットショップの成功率(生存率)は「1年目に70%、2年目に50%、10年以内に5%」です。

ネットショップ運営で、安定した売上を長期的にキープするには、工夫や対策が必要になります。

ネットショップは軌道に乗るまで時間がかかる

ネットショップ運営が軌道に乗り、売上が上がってくるまで、6ヶ月〜1年ほどはかかると考えられます。

ネットショップ開業すると「すぐに売上を立てたい」と考えるかもしれませんが、チャネル構築や宣伝広告の効果が出るまで、集客にはある程度時間がかかることを念頭に置いておきましょう。

成功事例に学ぶネットショップ成功のコツ

成功事例に学ぶネットショップ成功のコツ

ネットショップの成功事例には共通点があり、 これらは成功のコツということができます。

具体的には以下の3点が、ネットショップを成功させるためのコツと言えるでしょう。

    • 綿密な商品設計
      ネットショップの売上が立つためには、商品そのものの魅力が重要となります。魅力的な商品を設計するためには 主観に頼らず、しっかりと市場分析し、コンセプト(誰に、どのような目的で、どのような商品を届けるか)を明確にすることが求められます。

 

    • 集客チャネルの構築
      魅力的な商品が用意できても、購入してくれるユーザーが少なければ、十分な売上は立ちません。そのため、SNS・ブログ・各種Web広告など、できるだけ多彩な集客チャネルを構築することが不可欠です。

 

  • ユーザーファーストを徹底する
    魅力的な商品と多彩な集客チャネルを用意しても、成果が低いケースがあります。このようなケースでは、ユーザーに使いにくい(探しづらい・見づらい・決済方法が限られるなどの)設計になっているかもしれません。 ユーザーの離脱を防ぎ、 多くのリピーターを獲得するためにも、 ネットショップの設計ではユーザー ファーストを徹底しましょう。

上記3点は常に検証と改善を行うこと、つまり「PDCAサイクルを回すこと」が重要です。これによって、より良いネットショップを目指せます。

自社でPDCAサイクルを回すのが難しくなった場合、成果が出にくくなった場合などは、ネットショップ制作のプロに相談することで、スムーズな解決が期待できます。

関連記事:ネットショップ開業のよくある失敗例|成功させるためのコツやEC販売の注意点を解説

ネットショップ開業で失敗しないためには

ネットショップ開業で失敗しないためには

ネットショップ開業で失敗しないためには、専門知識が不可欠となります。

ネットショップ開業における専門知識は、Webマーケティングやクリエイティブの知識をはじめ、経験に基づく運営ノウハウ、法律・資格・許可、各種ツールの種類・使い方に至るまで、広範に渡ります。
これらの専門知識を全て習得するには、多大な時間がかかるため、プロのサポートを受けることがベストな方法です。

株式会社これからは、自社ネットショップ支援実績において、日本トップ(7000社以上)を誇るコンサルティング企業です。
ネットショップの製作・運用・集客・コンサルティングまでをワンストップでご提供し、成果を上げるお手伝いをしています。

まとめ

ネットショップ運営では、偶然に頼って、安定した成果を出すことはできません。成功しているネットショップは、例外なく自社の強みと弱みを理解した上で、効果的な施策を実施しているのです。

株式会社これからは、支援データに基づき、お客様にとって最も効果的な施策をご提案します。

ご相談・お見積もりほか 、ネットショップ簡易解析、広告運用状況の診断なども無料で実施いたしますので、 ぜひお気軽にお問い合わせください。

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